いつも考えすぎて疲れてしまう毎日。どうしても他人の気持ちが気になったり、些細な事が気になったり、先々が不安になったり、いろいろ頭で考えすぎて夕方にはぐったりしてしまうことが多い。気質というのは恐ろしいものでどうにもならないが、それでもやはり多少は何とかしたい。
いろいろ調べてみたら、悩みのほとんどが対人関係らしく、以下のような考え方があるとのこと。
まず、自分軸を持つということ。他人の気持ちを気にして仕方がないため、どう思われているか、嫌われたりしないかということが常に付き纏う。だが、自分が思っているほど他人はこちらのことを気にしていない。
更にいうと、嫌われてもいいと思えばいい。アドラーの言う「課題の分離」というもので、他人の課題と自分の課題を切り分けることが大切。他人軸で考えてしまうということは、他人の人生を歩んでいることになる。
ちょっとした人の態度や反応に、いちいち敏感に反応してしまうことをやめるべきだ。表面上のちょっとしたことから、奥深いところまで想像して考えてしまっても仕方がない。
他人の気持ちなんて分かるわけがない。勝手に考えて想像を膨らませたりするけど、それが当たるわけもないし、知る必要もない。
たとえ嫌われても仕方がない。どうせ誰にも好かれるわけでもないし、表面上何もなければ問題ないのだ。2・7・1の法則というのがある。10人いたら、必ず1人は気が合わない人がいるということ。
どんな人でも陰口はたたくものだし、人の悪口は言いたくなるもの。人間には必ず裏表がある。見るのは表側だけで十分。
他人の気持ちを考えすぎても、当の他人は有り難がってくれるわけではないし、何も思わないだろう。なんでこちらばかり気にしなければならないのか、自分のことしか考えない人は、他人からどう思われているかなんて気にしないので、こちらから気を遣ってしまうなんて損だと思わなければならない。
などと、頭では考えるのだが、どうしてもこのような思考から逃れられない。意識していても、勝手に感情がにじみ出てくる。
実際、こんな風になってしまう。
ささいなことでメンタルがやられる→後で考えたらたいしたことないレベルのことで、どん底まで落ち込む。
気掛かりなことがあると、そればかり考える。
昔のことをずっと考える→済んでしまったことや落ち着いたことでも、思い出していやな気分になる。
周りの一挙一動に振り回される。
無駄な深読みや先読みをしてしまう→取り越し苦労で時間と気分を無駄にし、しかも繰り返す。
トラブルに滅法弱い→何かトラブルが起こったら、考えがすべてそのことになってしまう。
いつも何かの不安を感じている→不安がないのが逆に落ち着かなかったりする。
険悪な空気が嫌→自分に関係なくても気を遣ってしまい疲れる。
ささいなことで振り回される。
いつも自分が悪いと考えてしまう。
客観的に見ても鬱陶しい気質だと思う。だからといって理屈では割り切れないから困っているのだ。