OSA日記

旅と食と健康とメンタルと

腸が大事

腸が大事、という話をよく聞くようになった。

身体は食べたもので出来ているので、その栄養を吸収する腸が大事なのは当然だが、脳にまで影響していて、性格まで腸でコントロールされているという話には少々驚いた。幸せホルモンとよばれるセロトニンも、ほとんどが腸で作られているそうで、腸が身体の中心と言っても過言ではないかもしれない。

自分はもともとお通じは良い方だが、それでも調子がよくないことはある。そこで、食べるものを考えるようにしてみた。

何と言っても、腸に良いのは食物繊維だと思う。食物繊維自体は腸で吸収できないが、お通じにはいいし、糖質の吸収をおさえたり、要らないものを排出したりと、とても良い働きをするらしい。

食物繊維は水溶性と不溶性があり、自分は便が出にくいことがあるので、水溶性食物繊維が大事みたい。食物繊維が多い食べ物はいろいろ紹介されているが、けっこう不溶性が多く、水溶性が多いものは海藻類やらっきょう、ブロッコリーくらい。こんにゃくも納豆も、不溶性の方が多いようで、ごぼうや大豆はバランスがとれているらしい。まあ、不溶性も大事なのでバランスよくとるのがいいとのこと。

また、以前から気になっていたのが、特定保健用食品、いわゆるトクホだが、やたら糖と脂肪の吸収を抑える、とあるので一体どういうメカニズムかと調べてみた。
結局どの品目も「難消化性デキストリン」というのが入っているだけだったが、これが何かというと、でんぷんからできた食物繊維とのこと。

もっと調べてみると、このデキストリンは普通に通販などで売っていて、コストコにも大きなパッケージで売っていたので買ってきた。

ということで、上記のことを意識して食生活を考えることにした。

これまで、朝食は大事だと思い、できるだけしっかり食べるようにしていたが、ちょっと考え直すことにし、胃を休めることも大事、ということもあって、朝食べるものは少なくすることにした。

起きぬけはブランとオートミールにヨーグルトをのせ、オリゴ糖をかけたものと、コーヒーに先ほどの難消化性デキストリンの粉末を溶かし、MCTオイルを入れてとるようにした。また、メンタルな部分もあって、これに食物繊維やトリプトファンセロトニンの元になる)が豊富なバナナを1本。

昼と夜はそこまで徹底していないが、意識して野菜等をとるようにしている。キノコや納豆は大好きなので頻繁にとっていて、納豆にはめかぶを混ぜたりしている。いずれも食物繊維は豊富。

このような食事を続けたところ、効果はてきめん。お通じ困ったことはなく、尾籠な話だが、だいたい朝は2回から3回、大に行く。

お通じは健康に直結することだし、どの食材もそんなに高くないので、変にサプリメントとかとるよりもコストパフォーマンスが良いと思う。